社会保険労務士選びは重要ですが、どのような点に気をつけて社会保険労務士を選べばよいのでしょうか。障害年金の手続きを行う場合には以下の点を注意して社会保険労務士を選ぶ必要があります。
障害年金専門の社会保険労務士に依頼する
社会保険労務士の業務は多岐にわたります。このことから、すべての社会保険労務士が障害年金の手続きに精通しているとは限りません。
むしろ障害年金の手続きは複雑で専門的な知識が必要となりますので、通常の社会保険労務士は障害年金の詳しい知識を持ち合わせていない場合が多くあります。
このことから、障害年金の手続きを依頼する際には、障害年金専門の社会保険労務士に依頼することをおすすめします。
料金が明確に表示されていること
障害年金の手続きを依頼する際に最も重要な要素の一つが料金です。この最も重要な要素である料金が明確に表示されていない社会保険労務士に依頼することは避けなければなりません。
また、必要以上の着手金を請求する場合やかかった費用のすべてを依頼者に請求する社会保険労務士、他の社会保険労務士と比べ必要以上に高い報酬を請求する社会保険労務士もおすすめすることはできません。
適切にご面談を行っているか
障害年金の手続きを行うには、ご依頼者様からいろいろなお話を伺い、今までの経過や現在の病状について適切に把握する必要があります。このためには適切にご面談を行い、ご本人からお話を伺う必要があります。
一方で適切なご面談を行わず、今までの経過や事実関係を把握しないまま手続きを行ってしまう社会保険労務士には依頼しないほうが無難であるといえます。
今までの経過や現在の病状について事細かくお話を伺いを手続きに反映するようなきめ細かい対応を行う社会保険労務士を選ぶことをおすすめします。
スピーディーな対応を行っているか
「他の事務所に依頼したが1ヶ月も連絡がない」といったご相談をお受けすることがあります。
障害年金のお手続きは1ヶ月お手続きが遅れるごとに1ヶ月分の年金をもらい損ねることになります。
社労士事務所には事務所なりの事情があるかもしれませんが1件1件のお手続きをスピーディーかつ丁寧に行っている事務所にお手続きを依頼されることをお勧めいたします。
お手付き終了後のサポート
障害年金の受給決定後にも1年~5年の範囲で更新手続きが訪れます。この更新手続きの際に適切な対応をしてくれるかどうかが社会保険労務士を選ぶうえで重要な要素となります。
また、病状が悪化してしまった場合には等級の変更(額改定請求)を行うことが可能となります。
このような場合にも適切な対応(アフターケア)を行ってくれる社会保険労務士を選択すべきです。
お手続き終了後は親身になって相談に乗ってくれないような社会保険労務士に依頼することはお勧めできません。
最近のコメント