診断書

精神疾患(うつ病・統合失調症等)のICD-10コードについて

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

精神疾患(うつ病・統合失調症等)によって障害年金の請求を行う場合診断書にICD-10コードを必ず記載しなければなりません。

精神疾患(うつ病・統合失調症等)の診断書に必要なICD-10コードとは何か、またそれぞれの疾患のICD-10コードについてご説明します。

ICD-10コードとは

ICD10コードとは日本語では「国際疾病分類」といい正式な名称は「疾病及び関連保健問題の国際統計分類」と言います。

疾病、傷害及び死因の統計を国際的に比較するために世界保健機関(WHO)によって勧告された分類です。

うつ病や統合失調症などの精神の疾病で障害年金のお手続きを行う際に、障害年金用の診断書に必ず記載する必要があるコードです。

ICD-10コードの記載漏れがある場合

うつ病や統合失調症などの精神の障害年金用の診断書(様式第120号の4)の①「障害の原因となった傷病名」の欄には下の部分にICD-10コードの記載欄があります。

この記載欄に記載漏れがある場合には、障害年金の請求を受け付けてもらうことができません。

万が一、コードが記載されずに受け付けられた場合にも返戻され再度、当該記載欄に ICT -10コードを記載する必要があります。

精神疾患のICD-10コードの種類

精神疾患のICD10コードには下記の種類のコードがあります。

F00-F09 症状性を含む器質性精神障害

F00 アルツハイマー<Alzheimer>病型認知症
F01 血管性認知症
F02 他に分類されるその他の疾患の認知症
F03 詳細不明の認知症
F04 器質性健忘症候群,アルコールその他の精神作用物質によらないもの
F05 せん妄,アルコールその他の精神作用物質によらないもの
F06 脳の損傷および機能不全ならびに身体疾患によるその他の精神障害
F06.0 器質性幻覚症
F06.1 器質性緊張病性障害
F06.2 器質性妄想性(統合失調症様)障害
F06.3 器質性気分(感情)障害
F06.4 器質性不安障害
F06.5 器質性解離性障害
F06.6 器質性情緒不安定性(無力性)障害
F06.7 軽度認知障害
F06.8 脳損傷、脳機能不全および身体疾患による他に特定される精神障害
F06.9 脳損傷、脳機能不全および身体疾患による特定不能の精神障害
F07 脳の疾患,損傷および機能不全によるパーソナリティおよび行動の障害
F09 特定不能の器質性または症状性精神障害

F10-F19 精神作用物質使用による精神および行動の障害

F10 アルコール使用<飲酒>による精神および行動の障害
F11 アヘン類使用による精神および行動の障害
F12 大麻類使用による精神および行動の障害
F13 鎮静薬または催眠薬使用による精神および行動の障害
F14 コカイン使用による精神および行動の障害
F15 カフェインを含むその他の精神刺激薬使用による精神および行動の障害
F16 幻覚薬使用による精神および行動の障害
F17 タバコ使用<喫煙>による精神および行動の障害
F18 揮発性溶剤使用による精神および行動の障害
F19 多剤使用およびその他の精神作用物質使用による精神および行動の障害

第4桁カテゴリー
.0 急性中毒
.1 有害な使用
.2 依存症候群
.3 離脱状態
.4 せん妄を伴う離脱状態
.5 精神病性障害
.6 健忘症候群
.7 残遺性および遅発性精神病性障害
.8 他の精神および行動の障害
.9 特定不能の精神および行動の障害

F20-F29 統合失調症,統合失調型障害および妄想性障害

F20 統合失調症
F21 統合失調型障害
F22 持続性妄想性障害
F23 急性一過性精神病性障害
F24 感応性妄想性障害
F25 統合失調感情障害
F28 その他の非器質性精神病性障害
F29 詳細不F30-F39

気分[感情]障害明の非器質性精神病

F30 躁病エピソード
F31 双極性感情障害<躁うつ病>
F32 うつ病エピソード
F33 反復性うつ病性障害
F34 持続性気分[感情]障害
F38 その他の気分[感情]障害 F39 詳細不明の気分[感情]障害

F40-F48 神経症性障害,ストレス関連障害および身体表現性障害

F40 恐怖症性不安障害
F41 その他の不安障害
F42 強迫性障害<強迫神経症>
F43 重度ストレスへの反応および適応障害
F44 解離性[転換性]障害
F45 身体表現性障害
F48 その他の神経症性障害

F50-F59 生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群

F50 摂食障害
F51 非器質性睡眠障害
F52 性機能不全,器質性障害または疾病によらないもの
F53 産じょく<褥>に関連した精神および行動の障害,他に分類されないもの
F54 他に分類される障害または疾病に関連する心理的または行動的要因
F55 依存を生じない物質の乱用 F59 生理的障害および身体的要因に関連した詳細不明の行動症候群

F60-F69 成人のパーソナリティおよび行動の障害

F60 特定のパーソナリティ障害
F61 混合性およびその他のパーソナリティ障害
F62 持続的パーソナリティ変化,脳損傷および脳疾患によらないもの
F63 習慣および衝動の障害
F64 性同一性障害
F65 性嗜好の障害
F66 性発達および方向づけに関連する心理および行動の障害
F68 その他の成人のパーソナリティおよび行動の障害
F69 詳細不明の成人のパーソナリティおよび行動の障害

F70-F79 精神遅滞

F70 軽度精神遅滞
F71 中等度精神遅滞
F72 重度精神遅滞
F73 最重度精神遅滞
F78 その他の精神遅滞
F79 詳細不明の精神遅滞

F80-F89 心理的発達の障害

F80 会話および言語の特異的発達障害
F81 学習能力の特異的発達障害
F82 運動機能の特異的発達障害
F83 混合性特異的発達障害
F84 広汎性発達障害
F88 その他の心理的発達障害
F89 詳細不明の心理的発達障害

F90-F98 小児<児童>期および青年期に通常発症する行動および情緒の障害

F90 多動性障害
F91 行為障害
F92 行為および情緒の混合性障害
F93 小児<児童>期に特異的に発症する情緒障害
F94 小児<児童>期および青年期に特異的に発症する社会的機能の障害
F95 チック障害
F98 小児<児童>期および青年期に通常発症するその他の行動および情緒の障害

F99- 詳細不明の障害

F99 精神障害,詳細不明 (※使用は勧められない残遺カテゴリー)

G40-G47 挿間性および発作性障害

G40 てんかん
G40.0 局在的に発症する発作をともなう特発性局在関連性(焦点性、局所性、部分性)てんかんおよびてんかん性症候群
<含>中心・側頭部に棘波をもつ、あるいは後頭部に突発波をもつ良性小児てんかん
G40.1 単純部分発作をともなう局在関連性(焦点製、局所性、部分性)症候性てんかんおよびてんかん性症候群
<含>意識変容をともなわない発作
G40.2 複雑部分発作を伴う(巣状)(部分)症候性てんかんおよびてんかん性症候群
<含>しばしば自動症を随伴する意識変容をともなう発作
G40.3 特発性全般てんかんおよびてんかん性症候群
G40.4 他の全般てんかんおよびてんかん性症候群
<含>礼拝発作
G40.5 特殊てんかん性症候群
G40.6 大発作、特定不能のもの(小発作合併の有無を問わない)
G40.7 大発作をともなわない小発作、詳細不明

ICD-10コードと神経症での障害年金の請求

神経症(パニック障害、適応障害等)は原則として障害年金の対象とはなりませんが、病状が重く精神病の病態を示している場合には診断書の裏面備考欄に「精神病の病態を示している」旨と病態を示している精神病の  ICT -10コードを記載することで障害年金の対象となる場合があります。

【こちらの記事も読まれています】

障害年金の等級と等級の変更について

適応障害で障害年金は受給できますか?

病歴・就労状況等申立書の書き方

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

障害年金専門の社会保険労務士が無料相談、お手続きの代行を承ります。

障害年金に対するお悩み、疑問をお持ちの方はまず無料相談をご利用ください。

また5分ほどの聞き取りで障害年金を受給可能かどうかの判断を障害年金専門の社会保険労務士が行います。

以下のようなお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。

  • ・障害年金を受給できるかどうか知りたい

  • ・初診日がいつかよくわからない

  • ・診断書を医師にうまく依頼できない

  • ・病歴・就労状況等申立書の書き方が分からない


9:00~18:00 【休業日:土日祭日】

TEL:0466-35-6270

 

メールでのお問い合わせ無料相談はこちら

コメントを残す

*

【無料】障害年金のご相談
電話お問い合わせ:0466-35-6270(平日9~18時)
【無料】障害年金のご相談はこちらから