受給事例

足柄上郡の40代女性の障害年金の受給事例

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目次

足柄上郡の40代女性の統合失調症による障害基礎年金2級の受給事例

結果

障害基礎年金2級決定

年金額 78,0100円

ご相談

現在、統合失調症と診断され病院を受診しているとのことで足柄上郡からご相談のメールをいただきました。

初診時の様子について伺ったところ、現在から10年ほど前に家族内でのトラブルがありそのことも原因(誘因)となり意欲低下、幻聴などの症状が出たために最寄りの病院を受診したとのことでした。

初診日以前の保険料の納付状況について伺ったところ夫の第3号被保険者(厚生年金保険加入者の配偶者)として保険料の未納はないと思うとのことでした。

現在の病状について伺ったところ月に1、2回受診し投薬治療を行っているが不眠、イライラ感、幻聴などの症状があり、就労(パート)も継続できず退職し現在は自宅で療養しているとのことでした。

このことからご面談を実施し更に詳しくお話を伺うこととしました。

ご面談

足柄上郡のご自宅まで伺いご面談を実施することとしました。

ご面談時に発病から現在までの様子について伺ったところ、現在から10年ほど前に家庭内のトラブルがあり、そのことがきっかけとなり、意欲低下、幻聴、不眠、イライラ感などの症状が出たため、最寄りの病院を受診したとのことでした。

受診の結果、統合失調症と診断され投薬治療を開始しその後月1、2回受診したものの、意欲低下、幻聴、イライラ感不眠などの症状が改善されずパートでの就労もだんだん継続するのが難しくなってきたとのことでした。

現在も意欲低下、不眠、イライラ感、幻聴などの症状があり、さらに最近では幻覚(人の影が見える)の症状も出てきたため就労が行えなくなり、日常生活にも支障が生じているとのことでした。

障害認定日(初診日から1年6ヶ月後の日)当時の受診について伺ったところ、初診から現在まで同じ病院を継続して受診しているとのことでした。

このことから、障害認定日当時の診断書と現在の診断書の2通を提出することで遡及請求( さかのぼりでの請求)が可能である旨をご説明しました。

請求手続き

初診から現在まで同じ病院を受診していたため、同一の病院に障害認定日(初診日から1年6ヶ月後の日)以後3ヶ月以内の病状を記載した診断書と現在の病状を記載した診断書の2通の作成を依頼しました。

その後完成した診断書の内容を確認し、弊所で作成した病歴就労状況等申立書、その他必要書類とともに提出することで手続きを完了し、障害基礎年金2級のさかのぼりでの受給決定を受けることができました。

請求手続きのポイント

本件の場合、初診時から現在まで同一の病院を継続して受診していたため、障害認定日当時の診断書及び現在の病状を記載した診断書のどちらもスムーズに入手することができました。

障害年金の手続きにおいて担当医師が作成する診断書は最も重要な書類といえますが、担当医師の障害年金に対する理解不足などにより診断書の入手が困難になる場合もあります。

また、本件の場合には障害認定日当時も同一の病院を受診していたため、障害認定日当時の診断書を入手することが可能となり、また障害認定日から現在まで病状が改善しないまま経過していたことから遡及請求(さかのぼりでの請求)を行うことができました。

※本県受給事例は個人情報保護法の趣旨に沿って文章の内容を作成しています。

 

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